むかしむかし、あるところに3人の見栄っ張りがいました。

長男の「見栄っ張りブルー」

次男の「超見栄っ張り」

末っ子の「見栄っ張り」

 

そんな仲良し3兄弟は、毎日見栄を張りながら暮らしていましたが

年頃になったある日、父親に呼ばれました。

見栄っ張り父「お前らもいい年なんだからそろそろ家を建てなさい」

そんな見栄っ張り父の一言でそれぞれ家を建てる事になりました。

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3兄弟の家づくり

3人の見栄っ張りは住宅展示場へ行き各々情報収集を行いました。

長男の見栄っ張りブルーは「家なんて見栄が張れればそれでいい!!性能よりも安くてとにかく大きな家にしよう」

とローコストメーカーでワラの家をつくることにしました。

お金も安くワラを縄でしばって、ギュッギュッギュッ、はいすぐに出来上がりました。

次男の超見栄っ張りはローコストメーカーで木の家をつくる事にしました。

柱を立ててまわりに並べた木に釘を打って、トントントン、はい出来上がり。

末っ子の見栄っ張りは「オレ様はセキスイハイムで丈夫な鉄骨の家を建てよう」

ヨイショヨイショ、セキスイハイムと見栄っ張りは工場でユニットをつくり現地で組立ていきました。

他の二人よりも時間はかかりましたが、ようやく出来上がりました。

3人「よ~し出来たぞ」

自分たちの家が出来て、3人の見栄っ張りはご機嫌です。

すると惑星ベジータからヤンチャなナッパが見栄っ張りブルーのワラの家にやってきました。

ナッパ「見栄っ張りブルーくん、ここを開けて家にいれてよ」

見栄っ張りブルー「いやだ、いれないよ」

するとナッパは大きな声で怒鳴りました。

「よ~し、それならこんな家ふきとばしてやる」

ナッパがフーッと息をふいたらワラの家はふきとんでしまいました。

見栄っ張りブルー「あ~3,000万も出して買った家が~」

そこでナッパは見栄っ張りブルーをやっつけました。

それからナッパは超見栄っ張りの木の家にやってきました。

ナッパ「超見栄っ張りくんここを開けて家にいれてよ」

超見栄っ張り「いやだ、いれないよ」

するとナッパは大きな声で怒鳴りました。

「よ~し、それならこんな家ふきとばしてやる」

ナッパがフーッと息をふきましたが、木の家はなかなか壊れません。

「よしこうなったら体当たりだ」

ナッパは勢いをつけると木の家に体当たりをしました。

ドカーン!!

木の家はバラバラに壊れてしまいました。

超見栄っ張り「あ~3,500万で買った家が~」

ナッパは超見栄っ張りをやっつけました。

さて、それからナッパは見栄っ張りのセキスイハイムの鉄骨の家へやってきました。

ナッパ「見栄っ張りくん、ここを開けておくれ。ぼくを家に入れとくれよ」

見栄っ張りはビックリして

見栄っ張り「絶対ダメ、いやだよう」

ナッパ「よ~し、それならこんな家なんか、おれさまの自慢の息で吹き飛ばしてやる!!」

ナッパはフーッと息をふきましたが、セキスイハイムの鉄骨の家はビクともしません。

「よし、こうなったら体当たりだ!!」

ナッパは勢いをつけセキスイハイムの鉄骨の家に体当たりをしました。

ドシーン!!

でも、セキスイハイムの鉄骨の家はビクともしません。

ナッパは吠えました。

ナッパ「こうなったら必殺技だ~」

それでもセキスイハイムの鉄骨の家はビクともしません。

しかしいい加減怒った見栄っ張りはナッパにお仕置きをしました。

ナッパ「見栄っ張り~ゆるしてよ~」

見栄っ張り「じゃあもう悪いことしないか?」

ナッパ「しない、しない」

見栄っ張り「よし、約束だぞ!!」

見栄っ張りがナッパを許してやると、ナッパは泣きながら惑星ベジータへ逃げていきました。

ナッパが逃げていくのを見届けた見栄っ張りは見栄っ張りブルーと超見栄っ張りに仙豆を食べさせ元気になった3人でセキスイハイムの鉄骨の家で仲良く暮らしました。



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