みなさんこんばんは「家づくりのプロ」見栄っ張り夫です。

今日はいまさら聞けないシリーズ「つなぎ融資(ローン)」のお話です。

融資は分かる!さすがに素人でもそれは分かる!お金を借りる事でしょ?

けど「つなぎ」って何?何をつなぐの?銀行と私たちをつないでくれるの?

教えて見栄っ張り夫!!

いいでしょう!それでは「つなぎ融資」について説明していきます。

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つなぎ融資ってなに?

つなぎ融資とは:債務者の資金繰りのために一時的に実行される融資。ブリッジローン(bridge loan)とも呼ばれる。一般に資金確保の目途は経っているが短期的に資金不足に陥っている場合に実行され大型融資を受けるまで、あるいは債権回収までといった一定条件下で融資されることが多い。住宅ローン分野では物件の所有権・抵当権を登記した後でなければ金融機関からの融資は実行されない。しかし所有権・抵当権の登記には不動産の代金を支払う必要がある為、金融機関からつなぎ融資を受けて所有権・抵当権を登記し、返済することが一般的に行われている※日本大百科全書引用

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良く分からない!!

説明が難しい!!

なんで頭が良い人達ってこんな説明になるんですかね?

つなぎ融資を分かり易く説明すると

①つなぎ融資とは住宅ローンの事です

コレはさすがに何となく分かりますよね

②銀行は建物が完成するまでお金を貸したくない

銀行はアナタが保有している土地・完成した建物を担保としてお金を貸してくれます。

つまり建物が完成するまでお金を貸したくありません

そりゃあそうですよね。

建物が完成する保証なんてどこにもないですから、先にお金を貸して建物が完成しなければ担保の体を成さないですから!!

③土地の売主やハウスメーカー(住宅会社)は早くお金が欲しい

「建物が完成するまでお金の支払いを待ってください」アナタがどんなに良い笑顔で言っても土地の売主・ハウスメーカーは待ってくれません。

土地の売主は早くお金が欲しいですし、ハウスメーカーも住宅の建築にあたって材料の仕入れ費用や人件費等の支払があるので全額とは言わないけど少しは払ってよ!と着手金・中間金とお金を欲しがります

この②と③のお互いの言い分を上手に解決してくれるのが「つなぎ融資」となります。

「完成までお金は貸さない」という銀行と

「いやいや工事始めたら金払えよ」というハウスメーカー

「まあまあ、二人とも落ち着いて!!分かった分かったオレが間に入ってやるから、そんなに喧嘩するなよ!」と言うつなぎ融資

どうです?分かり易かったでしょ(ニカッ)

えっ?ますます分からなくなった!?

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つなぎ融資を図解で説明

こうなったら「つなぎ融資」を図解で説明していきます。

これが通常の家づくりの流れで「生産依頼・土地決済」「基礎着工」「据付」「完成」「入居」となります。

銀行がお金を貸したいのは

「完成・入居」のタイミングですね。

しかし、土地の売主・ハウスメーカーは

土地の売主は「土地決済」のタイミング

ハウスメーカーは「中間支払」で一時金が欲しい訳です。

そこで銀行が融資をしてくれるまで「つなぎでお金を貸してあげるよ」というのがつなぎ融資(ローン)になります

つなぎ融資は金利が高い!!

つなぎ融資ってわがままな二人の間に入ってくれてメチャクチャ良い奴じゃんwww

しかし、つなぎ融資にも裏の顔が・・・

それは・・・

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金利が高いっ!!

住宅ローン(変動金利)の場合、0.6%(年)ですが、つなぎ融資の場合2.1%程となります。

読者「いやいや、たかだが1.5%の差でしょwwwwしかもつなぎで借りるぐらいで期間も短いからそんなに大したことないでしょwww」

と考えているアナタ!!

3000万円を「0.6%/年」と「2.1%/年」で6ヶ月借りた場合

0.6%/年で6ヶ月 = 9万円

2.1%/年で6ヶ月 = 31.5万円

なんと22.5万円も多く払うことになるんですよ!!

つなぎ融資をお得に借りる方法は⇒【セキスイハイムでつなぎローンをお得に借りる方法】

つなぎ融資 まとめ

つなぎ融資は「担保(家)が完成するまでお金を貸したくない銀行」と「いやいや、その前にお金払えよ」というハウスメーカーの間を取り持ってくれる存在!!

だけど通常の住宅ローンよりも金利が高いので出来るだけ借りる期間を短くしましょう。



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